雪だるまのぬけがら。
✏日記のまえがき
わずか1ヶ月前を遠く感じる。
ここに書かれている三省堂は新規にオープンし、いろいろな意味で話題になっているし、学生たちはそこで汗を流して働いている。イオはすでにシャンプーを流すときに、上を向けば顔を濡らさずにすむ、ということを会得しているし、その上で風呂キャンをしようとしてくる。3月だから、もう冬のコートはいらないし、必死になって仕上げたシラバスに合わせて、3月のあいだにたくさん授業の用意を進めるぞと思っていたのに、これを書いている3月26日現在、その進みはまったく芳しくない。
1ヶ月前が遠いということは、その1ヶ月が濃かったのか、それともうすかったのか。
遠いと感じるのは、時間の進みが早いと感じているのか、あるいは遅いと感じるのか。
イオが生まれてからなおのこと、時間についての興味が増している。
ぼくらはどんなふうに、時間や空間をとらえているのか。
ニューロダイバーシティによって、それはどんな違いを示すのか。
✈空中日記 131|せいろ、ありがとう。

2月9日(月)
BOOKS CALLING収録。大体1エピソード30分以内、というがなんとなしの目安だったのが、最近延びてきて、今日はそれぞれ1時間ずつ話していた。本を紹介するというより、その本を読んでいく中で生まれた問い、それを追求していくさまを見せていく、というのがひろたさんに定着した型で、それがぼくの場合はどんなものになるのか。いまだ掴めていなくて、ちょっと焦っている。
ひらめきとシンクロニシティ、あるいはセレンディピティにこれまでどこか頼っていて──というか、むしろこの1年はそれが生まれやすかった。というか何事も、立ち上げからしばらくはそういうものなのかもしれないし、ひょうっとしたらそういうフェーズに対してぼくの特性は相性がいいのかもしれない、と考えてみると、これまでの自分の仕事のしかた(メディア立ち上げ請負人)や、継続が苦手だということにぴったり当てはまる気がする──、さて、じゃあ続けていくためにこれかどうしようか、という気持ち。
といっても全然ネガではなく、いよいよ40歳を前にして大きな変化の波が来ている予感があり、それがとても楽しみでもある。
今日も〈絆〉へ。いつも通り肉団子そばを選ぶつもりが、限定でピリ辛豚トマトそばというのがあったので、あまりに外が寒いので選ぶ。トマトにはグルタミン酸、と思うと、いつもすき焼きにトマトを入れるレシピを試したいと思いながら、もう5年くらい放置していることを思い出す。そもそも自宅ですき焼きをしようと思うのが年に数回くらいなので、そこで冒険する気になかなかなれないのだ。