武田俊の読むラジオ|59 「ミュージック・マガジン」執筆の裏話

こんばんわ、武田俊です。連日暑くなってきましたが、みなさんそちらはどうですか? もういい年になったからなのか、何を着るべきか迷うのがいやで、2年くらい前から夏はDAIWA PIER39のドローコードのついたTシャツばかり着ています。今年さらに買い足したので、一週間のうちほとんどの日にこれを着てるといっても過言ではないでしょう。
一見するとコットン地のようなヘビーウェイトのボディなんですが、ポリエステルで出来ているので洗濯してもいつもピンピン。ややボックス型の大きなシルエットなので身体に張りつかず、風が通っていくのも大変よいです。ガンガン乾燥機にもかけて、使い倒しているつもりが、丈夫なので倒れない。大変優れた夏の相棒です。
さて、ここではお知らせしそびれていましたが、現在発売中の「ミュージック・マガジン」ミッシェル・ガン・エレファント特集に、「練習はまだ、はじまったばかり」というタイトルのエッセイを寄稿しました。同特集内で唯一のエッセイとのことで大変に光栄です。今日はその裏話というか、楽屋トークというか、ひとりオーディオコメンタリーのようなものを書いてみたいと思います。
今回書いたエッセイには、実は元となるテキストがありました。チバさんが亡くなった年に湧き上がってくる思いを推敲もしないまま、ただ書きつけたものでした。ミッシェル・ガン・エレファントととの出会いから、KAI-YOUの創業と退社、娘の誕生と友人との別れ。自分の中で大きく変わった死生観がそのメインテーマで「世界の終わりからはじまって」というタイトルをつけ、自分のWebサイトにアップしたのでした。全部で25000字ほどになったので、3つの記事に分けて。
個人的に思い入れはあったものの(そして、読んでくれた友人・知人からうれしい感想のDMなどはもらえたものの)それ以上でもそれ以下でもないテキストです。ただこれが今回のオファーのきっかけになりました。