75|お風呂掃除とテクネー

料理は好きだけど、洗いものは苦手。洗濯物を畳むのもそう。掃除全般はいやではないが、模様替えやもののしまいかたなどのルールを新しく作り直すことは大の苦手。この苦手の部分に通底するのは、つまり三次元の空間処理であって、これがぼくの脳は大の苦手。そういう特性なのである。
で、かねてからお風呂があまりよろしくないことには気づいていたんです。気合いを入れた掃除はしばらくできていないし、シャワーをこわがるイオが少しでも楽しく入れるようにと買っては次々に増えていったおもちゃ、あれがかなりの悪さをしていることはわかっていた。それでもスルーできていたのはぼくの裸眼視力が0.1を切るからであって、けれどこの夏、黒カビをしっかりとその見えない目でとらえてしまっていたので、ついに意を決したんでした。
まずAIに相談。なにをどう進めるべきか、そしてなにを購入すべきか。かれらがまず買えといったのは、ウルトラハードクリーナーなるもの。これがあればかなりことがうまく進むらしい。駅前のホームセンターに出向くと、なんとウルトラハードクリーナー専用の棚がある。世界はそうなっていたのか。洗剤もカビキラー的なものもパイプユニッシュ的なもの、どれも1000円くらいと類似商品の2倍以上するが、ここはのっておこうと購入。ビニールの手袋、あたらしいブラシ2種も。だんだん楽しくなってきて、ショート動画で何度も流れてきた、追い炊きのところからヘドロのようなのがどわっと出てくる衝撃的な洗浄キットも買っちゃう。これが高かったせいでぜんぶで1万円くらいしたが、いいのだ。イノベーションには痛みが必要なのだ。