物語ること、と、ほんとうのこと

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みなさん、調子はどうですか。
1週間過ごしていると、いろんなニュース、読みもの、作品がするするからだを通過して、頭の中には色んな考えやことばがぽんぽんと浮かんでくる。大学生のときはそれをせっせとブログやmixi(!)に書いていて、そうだ、毎日なにかしらを書いてはアップして暮らしていました。
今だってきっとほんとうはそうしたくて、でもぱっと浮かんだことを書いて発信する、ということがなかなかしづらい。そのせいで気がつくとからだの中に、「書いておきたかったはずのこと」がぱんぱんにふくらみ、これは健康に悪いですね。
せっかく閉ざされた場所だから、ここでなら書けそうなことでも書いておきたいな。
で、したいのは、この「読むラジオ」リスナーのみなさんの中には、読まれたひともそこそこいらっしゃいそうな、そう、吉本ばななさんの「クラウディクラウドファンディング」のはなしです。

note.com/d_f/n/nc4a6a48…クラウディクラウドファンディング|吉本ばなな1 魂の死について 故ウィリアム・レーネンさんは、当時四十代の私にズバリと言った。 両親が入院している上に姉もがんになっnote.com
有料のnoteにも関わらず、すでに多くのひとが話題を口にしているので、読んでなくても見聞きしたひとは多そう。ぼくは公開された日、授業のあとに学生たちと中華料理屋さんでごはんをし、若者たちとのたのしい歓談の帰路、電車の中でふいに読み始めてしまった。
これまで語られなかった吉本家の秘密。虐待、介護、トラウマ、そして現在の姉と実家のようす──。思わぬ壮絶なはなし、かつ文量で最寄り駅についても読み終わらず、そこで止めておけばまだいいものの、やっぱりね、これはばななさんの圧倒的な筆力。「緊急で動画回してるんですけど」って感じの、あまり計画もせず書き始めたようなのに、文章がうますぎて読者に離脱の隙を与えない。
それで最寄り駅についてから、駅前の並木に座ってぜんぶ読みました。
帰宅しても胸のどきどきが止まず、これはまずいなあ、眠れるのか、と心配に。